Amazon Web Services(AWS)は9月13日、AWS東京リージョンに新しいアベイラビリティゾーンを開設したことを発表した。顧客の急速な増加を受けて、東京リージョンは開設から約1年半で合計3つのアベイラビリティゾーンを有することになった。

アベイラビリティゾーンは、ひとつのリージョン内にある複数のデータセンター群で構成され、各ゾーンは独立した電力、冷却および物理的セキュリティを備え、他のアベイラビリティゾーンから独立して運営できる仕組みになっている。

また、アベイラビリティゾーンはネットワークを通じて相互に接続されており、多くの企業が対障害性と復元力に優れたアプリケーションの設計を目的に、複数のアベイラビリティゾーンを利用しているという。

AWSの副社長アダム・セリプスキー氏は、AWS東京リージョンに3番目のアベイラビリティゾーンを開設したことについて、「アプリケーションやサービスを複数の拠点で重複して運用することにより、顧客はより多くの選択肢とフレキシビリティを得られる」とコメントしている。