TIOBE Programming Community Index |
TIOBE Softwareから、2012年9月のTIOBE Programming Community Index (PCI)が公開された。TIOBE PCIは、複数の検索エンジンの検索結果から、対象となるプログラミング言語がどれだけ話題になっているかをインデックス化したもの。2012年9月におけるインデックスは次のとおり。
プログラミング言語 | インデックス | 備考 | |
---|---|---|---|
1 | C | 19.295 | 6ヵ月連続1位 |
2 | Java | 16.267 | 下落傾向 |
3 | Objective-C | 9.770 | 上昇傾向 |
4 | C++ | 9.147 | 下落傾向 |
5 | C# | 6.596 | 下落傾向 |
6 | PHP | 5.614 | |
7 | (Visual)Basic | 5.528 | |
8 | Python | 3.861 | |
9 | Perl | 2.267 | |
10 | Ruby | 1.724 | |
11 | JavaScript | 1.328 | |
12 | Delphi/Object Pascal | 0.993 |
2012年9月はTransact-SQLとVisual Basic .NETの順位が入れ替わっただけで、上位12のプログラミングに関しては先月と順位が変動しない結果となった。TIOBEでは夏の長期休暇が影響し、プログラミング市場に何も変化が現れなかったのではないかと予想している。
順位に変動はないがインデックス値は変動しており、先月と同様にC及びObjective-Cが上昇し、Java/C++/C#が減少するなどトップ5の明暗はくっきり分かれている。特にObjective-Cの人気に陰りは見られず、さらにC++との差を広げている。TIOBEの調査はあくまで検索エンジンでの話題をもとにしているためひとつの指標でしかないが、Objective-Cの勢いがいつまで続くのか引き続き、興味深く見守っていきたい。