シャープは、Bluetooth経由でスマートフォンの発着信操作や通話ができる「スマホコネクト」機能付きのインテリアホン「JD-4C2CL/CW」を10月12日に発売する。価格はオープン。子機1台タイプと子機2台タイプの2モデルをラインナップし、店頭予想価格は子機1台タイプの「JD-4C2CL」シリーズが20,000円前後、子機2台タイプの「JD-4C2CW」シリーズが28,000円前後。
あらかじめ登録したスマートフォンに対し、Bluetooth経由で発信・着信を遠隔操作できる「スマホコネクト」機能を搭載したコードレスホン。「スマホコネクト」機能では、登録したスマートフォンに着信があると「JD-4C2CL/CW」へ転送され、子機で通話が可能。スマートフォンが手元にない時や、マナーモードで着信に気づきにくい時、別室でスマートフォンを充電している時でも子機で通話ができるなどのメリットがある。
スマートフォン側の電話帳データを本体へ転送することも可能で、タッチ操作で本体の電話帳からスマートフォン経由で発信できるほか、着信の際にも本体の液晶で相手を確認できる。
BluetoothのバージョンはBluetooth 2.1+EDR。プロファイルは、発着信時でHFP(Hands-Free Profile)、電話転送時でOPP(Object Push Profile)。動作確認済みの携帯電話は同社ホームページで確認できるが、現状では、キャリアを問わずiPhone 4/4Sでの電話帳転送機能は利用できない。
本体には、タッチ対応の4.3型カラーTFT液晶を搭載。着信時の電話帳データの表示のほか、事前に設定した日時にアニメーションを表示する「記念日機能」を備え、誕生日や記念日などにメッセージを表示できる。また、SDHC対応のSDカードスロットを搭載し、SDカードや、本体に用意された64MBの内部メモリの写真を表示するデジタルフォトフレーム機能も用意。ほか、時計やカレンダー、キッチンタイマー、アラーム機能などが利用できる。
本体サイズは約W223×D79×H167mm、重量は約370g(ACアダプタ含まず)。子機の本体サイズは約W48×D19×H160mm、重量は約122g。子機カラーはホワイト系、ブラウン系、ピンク系の3色。スマートフォンの登録は最大2台まで可能。