昨年7月に発生した新潟・福島豪雨の影響で運転を見合わせている只見線会津川口~大白川間のうち、只見~大白川間が10月1日より運転再開することになった。JR東日本仙台支社と新潟支社がこのほど発表した。

昨年の豪雨災害で一部区間が運転見合わせとなっている只見線。豪雪地帯を走る路線としても知られる

只見~大白川間では現在、バスなどによる代行輸送が行われているが、9月30日をもって代行輸送は終了し、翌日より同区間で列車3往復が運転(すべて只見~小出間の運転)されることに。途中駅の田子倉駅(臨時駅。冬季は閉鎖される)には全列車停車しない。残る運転見合わせ区間である会津川口~只見間については、いまだに列車の運転再開の見込みは立っておらず、引き続き代行バスの運転を続けるという。

なお、只見線に関しては、9月23日より会津坂下~会津川口間の運転保安方式を「タブレット閉そく式」から「特殊自動閉そく式」に変更することも発表されている。