『ロード・オブ・ザ・リング』のプロローグにあたる『ホビット』シリーズの三部作完結編『ホビット ゆきて帰りし物語』の日本公開日が2014年7月18日(金)に決定した。

『ホビット ゆきて帰りし物語』

『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』から約8年。ピーター・ジャクソンが、J.R.R.トールキンの小説『ホビットの冒険』の映画化を手掛けた。『ホビットの冒険』は、『ロード・オブ・ザ・リング』で登場した中つ国(ミドル・アース)の60年前が舞台で、『ロード・オブ・ザ・リング』のプロローグにあたる原作。撮影は最先端のカメラと音響技術を駆使しウェリントンのストーン・ストリート・スタジオを中心にニュージーランド周辺で行われた。今年7月上旬、226日にわたる撮影がようやく終了した。

同作の主人公は、前シリーズで指輪の所有者となったフロドの前の所有者ビルボ・バギンズ。ホビット族のビルボ・バギンズは、スマウグというドラゴンに奪われたエレボールのドワーフ王国を取り戻すため、壮大な冒険に加わることになる。その後、クリーチャー・ゴラムと出会うことで彼の人生は大きく変わり、やがて想像すらしていなかった形で中つ国(ミドル・アース)すべての運命に深く結びついていく。

魔法使いのガンダルフには、『ロード・オブ・ザ・リング』三部作で同人物を演じたイアン・マッケランが再登場。中心人物となるビルボ・バギンズ役にはマーティン・フリーマン、トーリン・オーケンシールド役にはリチャード・アーミティッジがそれぞれ扮する。その他、『ロード・オブ・ザ・リング』三部作に出演したキャスト陣のうち、ケイト・ブランシェット、オーランド・ブルーム、イアン・ホルム、クリストファー・リー、ヒューゴ・ウィービング、イライジャ・ウッド、そして「ゴラム」役のアンディ・サーキスも再び登場する。なお第1部『ホビット 思いがけない冒険』は、2012年12月14日(金)公開、第2部『THE HOBBIT: THE DESOLATION OF SMAUG』(原題)は2013年12月13日(金)の公開が決定している。

(C)2012 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC.