シーノンは日本で初めて噴火災害の帰宅に特化した防災セット、「噴火災害時帰宅セット」を展開。9月1日に販売を開始する。
同社によると、大規模な噴火が発生した際には100km以上の広範囲に渡り火山灰が降る。そのため、新幹線や電車、飛行機の停止、高速道路の封鎖、一般道路の交通制限など、交通手段の多くがマヒすることが予想されるという。噴火発生の当日は、大量の降灰の中を徒歩で帰宅することが想定される。
このほど同社が発売する「噴火災害時帰宅セット」は、大規模噴火発生時の緊急帰宅時に必要なものをそろえた個人用セット。降り注ぐ火山灰から目や喉、身体をガードするマスク、ゴーグル、レインコートの他、帰宅中のトイレや休憩、物資の確保が困難になることを想定。携帯トイレ、保温用ブランケット、非常用飲食物が含まれる。
また、火山灰による携帯電話やノートパソコンなどの電子機器の障害を防ぐラップフィルムもセット。帰宅中の通信手段の保護、会社の業務を自宅で行うためにノートパソコンやUSBメモリなどを持ち帰る際も安心できる。
その他、防寒・保温シート、保存用コッペパン(1個)、5年長期保存水500ml(1本)、防災用ウェットティッシュなどもセットで、価格は1万2,600円。防災の日の9月1日に販売を開始する。
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