疲労感や体のだるさを訴える人が群を抜いて多い

ドクターシーラボは、同社の女性Web会員に対し、8月17日~20日までの期間で「夏バテ対策」についてのインターネット調査を実施。回答があった333名のアンケート結果を発表した。

夏バテの症状は「疲労感」「だるさ」が圧倒的に多い

「夏バテの症状」について質問したところ、もっとも多かったのは「疲労感がある」の69%。次いで「体がだるくなる」が63%で、このふたつの症状を訴えた人が圧倒的に多かった。以下「食欲がなくなる」(27%)、「むくみがちになる」(25%)、「頭痛がする」(25%)などがほぼ同割合で見られ、夏バテの症状は多岐にわたることがわかった。

調味料としても手軽に利用できるにんにくを思い浮かべる女性が多い

女性が支持する、夏バテ対策食材ナンバーワンは「にんにく」

「夏バテ対策に効果的な食べ物と聞いて思い浮かぶもの」について聞いたところ、もっとも多かったのは、333名中222名が回答した「にんにく」だった。以下「うなぎ」(190名)、「しょうが」(151名)、「豚肉」(148名)という結果だった。

「夏バテ対策としてにんにく、またはにんにくが入っている料理を食べることがあるか」との質問には、58%の女性が「ある」と回答。さらにその効果を質問すると、81%の女性が「かなりあった」「どちらかといえばあった」と答えた。一方で、実に89%もの女性が「にんにくのにおいが気になる」と回答した。夏バテは解消したいけれど臭くなるのもイヤ、という女性の心理が見て取れる。

多くの女性がにんにくの効果を実感しているが、ニオイが気になる

ドクターシーラボでは、にんにくよりもさらにパワフルなのにもかかわらず、ニオイも抑えられるという「黒にんにく」を紹介している。

にんにくの香り成分「アリシン」には強い殺菌作用があり、細菌・ウイルスなどを寄せ付けないことが知られている。また、免疫力を高める働きや、血行を促して体を温める効果もある。さらに、アリシンとビタミンB1が結合してできるアリチアミンには、ビタミンB1の体内吸収を高める力があるとされ、バテにくい体へ導く。

「黒にんにく」は、生にんにくを一定の温度と湿度下でじっくり寝かせて熟成・発酵させたもの。その名のとおり、皮をむくと中が真っ黒なのが特徴だ。熟成・発酵することで、生にんにくに比べてポリフェノール類の含有量が増加する。

さらに、生にはほとんど含まれていない抗酸化成分「S-アリルシステイン」が新たに生じ、健康・美容効果がパワーアップするという。また、熟成・発酵過程でニオイの元となるイオウ化合物が減少するため、プルーンのようなまろやかな味と食感となっている。