FBI、Android裏アプリマーケットを差し押さえ

末岡洋子  [2012/08/23]

米連邦捜査局(FBI)は8月21日(現地時間)、Androidアプリの違法コピーを流通させていたとして、3つのWebサイトのドメインを差し押さえたことを明らかにした。「著作権のある作品の違法コピーの厳重な取り締まりは、最優先事項だ」と声明文で強調し、モバイルアプリに対しても厳しい姿勢で挑む構えを見せている。

差し押さえられたドメインは「applanet.net」「appbucket.net」「snappzmarket.com」の3つ。これらは裏マーケットや闇マーケットとも呼ばれ、不正コピーしたアプリなどが流通されていると言われている。FBIでは今回、オランダとフランスの当局の協力を得て行った包括的な執行行為の結果としている。モバイルアプリマーケットが関係するWebドメインの差し押さえはこれが初だという。

現在、これらのサイトを訪問すると、FBIによる差し押さえを伝える文言とともに、著作権侵害行為に対する警告も付記されている。

FBIの警告文

FBIは声明文で、「アプリは米国経済および創造的な文化にとって重要な分野となっており、刑事局では関係する機関と協力してアプリのクリエイターやその他の知的所有権を窃盗行為から保護することにコミットしている」と述べている。

FBIは先に、違法ダウンロードの温床となっていたといわれるオンラインストレージ「Megaupload」を閉鎖し、創業者のKim Dotcom氏を逮捕している。モバイルアプリではこのところ、著作権のある正規アプリの違法コピー流通が問題となっており、「Football Manager Handheld」の英Sports Interactiveは10%が海賊版と述べていた。チェコのMadfinger Gamesは海賊版が多いため、1ドルだったAndroid版を無料にしている。

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