フェイスブックを活用した採用窓口を開設

ドイツのヘンケル社の日本法人ヘンケルジャパンは2013年新卒者について、フェイスブックを活用した採用窓口を開設し、秋の追加募集を行う。

同社では2013年新卒採用枠から初の試みとして、フェイスブックを活用した採用窓口を開設。応募者の中から、すでに例年数である4名の内定者を確定している。さらにこのほど、秋にも追加募集を行うことを決定。これにより海外の大学を卒業し帰国した人まで門戸を広げグローバル人材を獲得することを狙うという。

同社のフェイスブックによる新卒採用は、新卒採用専用ページを作らず企業の公式フェイスブックページを情報伝達の窓口として使用している。これにより、学生に採用情報だけに偏らず事業全体の情報を直接伝えることができ、業界における同社の社会的信頼度および知名度をアピールできる。

また、フェイスブック上に新卒採用応募者のための非公開グループを特設し、このグループを就活学生とのコミュニケーションに活用する。グループ参加者である学生は採用に関する詳細情報を受け取り、質問などもグループウォール内の投稿で同社と学生間の双方向で行うことが可能となる。

なお、採用選考への応募は上述の非公開グループにエントリーした学生のみを対象とする、としている。

【関連リンク】

就活をはじめる人にお勧めの、自己分析方法とは? - 就職ジャーナル

容姿は就職に有利?全体の89.6%は「有利」と考えていることが判明

2013年新卒採用、7月下旬で4割の企業が採用活動を終了するも量に関して不満

職業選択の自由とライバル会社への転職禁止規定はどちらが勝るか