NTTレゾナントは8月6日、企業向けSaaS(ASP)型グループウェアサービス「ビジネスgoo」において、スマートデバイスでビジネスgooをより安全に使えるAndroidアプリ「ビジネスgoo for BYODβ版」の実証実験を開始した。

ビジネスgoo for BYODβ版は、BYOD(Bring Your Own Device=従業員が私物の端末を業務に活用すること)への対応が強化されており、ビジネスgooのファイル共有サービスやスケジューラーなどに個人所有のスマートデバイスから安全にアクセスして利用できる。

ビジネスgoo for BYODβ版の利用イメージ

同サービスでは、スマートデバイス内のビジネスデータとプライベートデータを区別して管理することでプライバシーを守ることが可能となっている。また、ダウンロードしたファイルは暗号化して保存され、端末紛失時の情報漏洩を防ぐためのビジネスデータの遠隔削除機能なども備えている。

実証実験は2012年11月末まで行われる予定で、期間中はGooglePlayから無料でアプリをダウンロードできる。ただし別途ビジネスgooの申込が必要。同社は実証実験で得られた結果をもとにサービス内容を改善し、商用化に向けて検討を行うとしている。