各クラウドサービスへの対応を強化した「Apache Deltacloud 1.0」が登場

後藤大地  [2012/08/03]

The Apache Software Foundation

The Apache Software Foundation (ASF)は8月1日(米国時間)、Apache Deltacloudの最新版となる「Apache Deltacloud 1.0」を公開した。Deltacloudは、様々なクラウドサービスプロバイダに接続するために必要なサーバやドライバを提供しているソフトウェア。Deltacloudを使用することで、クラウドサービスで構築したシステムを他のクラウドサービスでも管理できるようになる。

Deltacloudでは、ローカル側にサーバを用意する。ユーザはこのサーバに対してHTTPクライアントでDeltacloudが提供しているREST APIを経由してアクセスし、クラウドサービスを操作する仕組みとなっている。Deltacloudはクラウドごとにドライバを提供しており、このドライバが各クラウドが実際に提供しているAPIに操作を渡している。現在Amazon EC2、IBM SBC、OpenNebula、RHEV-M、RimuHosting、Terremark、vSphere、OpenStackといったクラウド向けのドライバが提供されている。

Deltacloudの仕組み その1- Deltacloudプロジェクトより抜粋

Deltacloudの仕組み その2 - Deltacloudプロジェクトより抜粋

Deltacloudは、もともとRedHatによって開発されていたAPIで、2009年9月にASFに寄贈されている。現在、DeltacloudプロジェクトはASFのトップレベルプロジェクトとなっている。Deltacloud 1.0は初のメジャーリリースバージョンで、Amazon EC2向けの新たなフロントエンドクライアントの提供や各ドライバの改善、Ruby 1.9互換などが実施されている。

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