日本ユニシスは8月2日、神戸市の要請を受け、節電対策の一環として神戸市に設置されている急速充電器11基への電力需給逼迫時の節電対策に協力していると発表した。

具体的には、2010年から神戸空港など神戸市11ヵ所に設置されている急速充電器に、利用者認証や利用履歴管理などのEV/PHV向け充電インフラシステムサービス「smart oasis」を提供している。

「smart oasis」の仕組み

今夏の関西電力管内における電力需給状況については、引き続き2010年夏比「10%以上」の節電目標が維持されており、神戸市では、市民の安全・安心の確保や産業活動・都市機能の維持などの観点から、今夏の電力需給逼迫の緩和を図るため、「7月2日から9月7日までの平日(8月13~15日除く)9時から20時までの間、平成22年度夏季使用最大電力を基準として、15%以上の節電」を目標に、市の施設の節電対策を実施している。

ユニシスは、電力使用量が97%超となる時間帯において、神戸市の要請に基づき、「smart oasis」を活用し、遠隔操作にて急速充電器11基全ての利用制限を行うことで電力のピークカットなどの節電対策に貢献する。