富士ゼロックスは、 業務で発生する文書や証跡をベースに業務の進捗状況を可視化するソフトウェア「Apeos PEMaster Evidence Tracker 2.3」を8月10日から発売すると発表した。

同製品によって、あらかじめ設定された業務の流れと各業務プロセスで必要な証跡およびその登録状況、残りの業務や遅延業務の把握、作業の漏れの有無を、業務プロセスに沿った形で直感的に確認・参照することができる。

同製品と、証跡や証憑類に文書名や属性を付けて文書データベースに効率的に格納するソフトウェア「Apeos PEMaster Evidence Entry 2.3」、ドキュメントを格納し適切に管理するソフトウェア「Apeos PEMaster Evidence Manager 2.3」を組み合わせて、文書による業務プロセスの見える化と業務プロセス視点の文書の記録管理を実現する。

「Apeos PEMaster Evidence Manager 2.3」における業務プロセスの可視化

Apeos PEMaster Evidence Tracker 2.3によって、あらかじめ設定された業務の流れと各業務プロセスで必要な証跡およびその登録状況、残りの業務や遅延業務の把握、作業抜け漏れがないかを、業務プロセスに沿った形で直感的に確認・参照ができる。

証跡は、表示された業務プロセスの画面からドラッグ&ドロップで登録でき、登録された文書は同製品で適切に管理される。紙やファクスでやりとりされる文書はQRコード付きのカバーシートを使って、デジタル複合機から直接対象となる業務プロセスに登録できる。

実際の業務プロセスと文書の関係「Evidence Tracker」による文書管理

このソリューションにより、業務の成果物としての文書の記録管理および関係者による文書共有と同時に業務の進捗管理、残作業の管理、納期管理ができ、その結果、プロセスで発生する成果物を関係者が共有し、全体進捗・前工程の状況・必要な文書や残りの業務を確認したりといった、業務の効率化・迅速化に貢献する。

業務の効率化・迅速化イメージ

Apeos PEMaster Evidence Tracker 2.3の販売価格と商品名は次のとおり。

「Apeos PEMaster Evidence Tracker 2.3」販売価格(税別)