全国で独立系ホテルのキャッシュバックポイントカード運営を手掛けるAカードホテルシステムは、6月27日~7月3日の7日間に同社が運営する「Aカード」の会員に、インターネットアンケート「出張ビジネスマンの実態調査」を実施した。対象は30代~50代のビジネスマンを中心とした「Aカード」ユーザー、467人。
出張が決まるタイミングは、 1週間前が最多
「出張が決まるタイミング」について回答を求めたところ、全体の36%にあたる287人が、「1週間前」と答えた。その他「2.3日前」が21%(167人)、「1か月前」が20%(165人)と前後に分布しているが、中でも「当日」と答える人が5%(40人)おり、突然の出張を余儀なくされている人もいることがうかがえる。
お土産は、8割弱が購入、買う相手は家族が58%
「出張先から帰社する際にお土産を買うか?」という質問に対して、「買う」と答えた人は、全体の79%を占めた。また、「出張先から帰社する際、誰にお土産を買うか?」という問いには、2位の「会社の上司、同僚、部下」と答えた人(31%)の倍近い58%が、「家族」と答えており、1位を獲得している。
「お土産を買う」と答えた人に、「出張中のお土産は、いくらぐらい使いますか?」と質問したところ、「3,000円以下」が一番多く、全体の56%(199人)を占めた。ビジネスマンの財布事情がうかがえる結果となっているが、中には「10,000円以下」も8%(27人)いた。
宿泊予約は、ネット経由が86%、携帯・スマートフォンからも多数
「出張時のホテルの宿泊予約」について聞いたところ、インターネット経由で申し込む人が、合計で86%(「泊まるホテルのホームページ」29%、「インターネットの旅行代理店」29%、「Aカードのホームページ」28%)にも上り、対面や電話での予約が、ビジネスマンの間でもかなり減っていることがわかる。
また、「インターネットで予約する場合、どの端末から予約するか?」を質問したところ、「パソコンから予約する」と答えた人が71%いる中、「携帯電話」「スマートフォン」と答えた人が合計で27%にも上っている。
Aカードは、ビジネスホテルを中心としたポイントカードで、ポイント還元が現金で行われるなど、ユニークなポイントシステムが注目されているサービス。加盟ホテル・レストランは2012年7月27日現在、362店舗、加入者数は33万人を超える。主な利用者は30代~50代のビジネスパーソンで、特に出張の多いビジネスマンを中心に人気を集めている。
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