「このマンガがすごい! 2012年版 オンナ編」で堂々の1位を獲得した『花のズボラ飯』が実写ドラマ化され、2012年10月からMBS・TBS深夜枠で放送されることが発表された。
同作は、単身赴任となり悠々自適なひとり暮らしをはじめた主婦・駒沢花の「ズボラ飯」生活を描いたグルメ漫画。「ズボラ飯」は、「ひとりで作ってひとりで食べる、簡単な手抜き料理」という意味で、1話に1品以上登場する「ズボラ飯」の料理描写、ご飯を食べる時の花の表情が妙に食欲をそそることでも話題となっている。
原作は、グルメ漫画『孤独なグルメ』(作画:谷口ジロー)などを手掛けた久住昌之。『孤独なグルメ』に続いての映像化に、久住は「『花ズボ』も!? もーホントどーなっちゃってるのって感じデス…」と少々困惑気味のようだ。
一方、作画を担当した水沢悦子は、この作品が作画デビュー作。「花がドラマ化ですって!? 花がテレビに出ちゃうなんて!! みなさん、これは大変なことですよ? あのコマは再現されるのかしら…あのシーンはテレビ的に大丈夫かしら…とにかくもう、なんかソワソワしすぎでおめでとうございます!! ありがとうございます!!」と感動しきりの様子だった。
『花のズボラ飯』は今年3月に発売された第2巻と合わせて50万部を突破し、現在日本全国で「ズボラ飯」ブームを巻き起こしている。気になるドラマのキャストや放送時間帯などは近日中に発表される予定。
(C)久住昌之・水沢悦子(エレガンスイブ)2010 /「花のズボラ飯」製作委員会2012