日本自動車連盟(以下JAF)では、7月20日~8月31日までの期間、JAFホームページにて「自動車税制に関するアンケート」を実施する。

現在、日本では自動車に9種類もの複雑で重い税金が課せられている。自動車を取得し保有する段階で課せられている税金は、欧米諸国に比べ3.6~50倍と非常に重いものになっているという。しかし、税金による経済的負担が重くても、公共交通機関が十分に整備されていない地域では自動車は生活必需品であり、物流や観光の支援に自動車は欠かせない。

JAFでは自動車税のあり方について要望・提言している

JAFでは自動車ユーザーが理解・納得できない、不合理、不可解、不公平な税金は早急に見直しが必要と考えているという。そこで、自動車ユーザーの声を税制要望活動として政府に届けるため、このほどJAFホームページで自動車税についてのアンケートを実施。多くの自動車ユーザーの声を募集している。

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