マカフィーは、データセンター向けIPSロードバランサー「McAfee Network Security Platform XC-240 Load Balancer」の国内販売を開始する。発売日は7月20日。

同製品は、IPSアプライアンス「McAfee Network Security Platform M-8000XC Sensor」(最小2台)と共に使用し、ビジネスの規模に合わせて最大8台および(スループット80Gbps)まで拡張可能となっている。この新商品は、2012年にラスベガスで開催されたINTEROPでセキュリティ部門賞(best of INTEROP Awards)を受賞した。

「McAfee Network Security Platform XC-240 Load Balancer」の導入イメージ

同製品と同時にオプションとして提供を開始する新しい仮想アプライアンス「McAfee Network Threat Behavior Analysis (NTBA) Virtual Appliance」は、レイヤー7の情報など、ネットワークのフローデータを活用してIPSの可視化機能を強化する。複数のネットワークアプリケーションフローを関連づけ、ネットワーク内の脅威をより詳しく把握することにより、時間ベースでの脅威やアプリケーションの動作の分析を実現する。

加えて、スイッチやルーターからのフローデータや、「Network Security Platform」からの情報をもとに、ネットワークデータに潜む重要な情報を可視化。ネットワークトラフィックの傾向をもとに、未知の攻撃対策やアプリケーションレベルのネットワークデータの可視化を実現し、「McAfee Network Security Platform」と統合連携した高次元のセキュリティ管理、運用が可能となっている。