AHSは、MAGIXのWindows用高性能映像編集ソフトウェア「Movie Pro MX」(パッケージ版15,540円/ダウンロード版11,000円)の販売を開始する。発売日は8月3日。

Movie Pro MX パッケージ版

Movie Pro MX ナレーションパック結月ゆかり

Movie Pro MX ナレーションパック 民安ともえ

同ソフトは、マルチコアCPU、64bitにも最適化されたエンジンを搭載したWindows8対応の映像編集ソフト。前バージョンから60以上の進化を遂げたとのことで、エンジンの最適化を行い、NVidiaのCUDAやAMDのATI Stream、IntelのQSVなど様々なテクノロジーに対応した。これにより、動作については従来の10倍以上、またエンコードは3倍以上の高速化を実現した。

同ソフトの画面キャプチャ

また、AVCHD/AVCHD LiteなどのビデオカメラやAndroid スマートフォンやiPhoneやデジカメなど、様々な機器からの映像、画像入力に対応。AVCHDのネイティブ編集をはじめ、様々な編集を行うことができる。また、最新のカメラやテレビがサポートする50P/60Pの動画に対応したため、さらにスムーズな動画作成が可能となった。

さらに、作成した動画については、Blu-rayディスクやDVDメディア、各種デバイス向けに映像を出力できる。YouTubeやFacebookなどのインターネット上にもアップロードが可能となっている。AHSのDAWソフト「Music Maker MX」と連携する「スタンダードMX(Media eXchange)」に対応しているため、ふたつのソフト間でプロジェクトを互いに共有して制作したり、様々なデバイスのファイルが使用可能となる。「MX」に対応するソフトは今後もラインナップが増えていくとのことだ。

なお、同ソフトにはアカデミック版やアップグレード版などのほか、同社がリリースしたVOICEROIDをバンドルした「Movie Pro MX ナレーションパック結月ゆかり」(パッケージ版1万9,800円)ならびに「Movie Pro MX ナレーションパック 民安ともえ」(パッケージ版1万9,800円)もラインナップされている。