パルシステムは6月5日~11日、20歳~59歳の既婚女性1,000人を対象に、モバイルリサーチによる「主婦の節電と暑さ対策に関する調査」を実施した。そのなかで節約に関する意識について聞いたところ、20代主婦で"節約は楽しい"と感じている人は4割にのぼることがわかった。
節約に関する意識について聞いたところ、家庭で節約をしている953名が「あてはまる」とした割合は、「節約はつかれる(45.8%)」、「節約の効果は感じられない(28.4%)」となり、家庭で節約をしている回答者の4割半ばは節約に疲れを感じ、3割弱は節約の効果が実感できていないことがわかった。
一方で、「節約は楽しい」では、「あてはまる」の割合は29.2%と、家庭で節約をしている回答者の約3割は節約を楽しんでいるようだ。
年代別にみると、20代主婦では40.6%と、他の年代の主婦よりも高くなり、30代主婦は31.8%、40代主婦は21.1%、50代主婦は23.6%だった。また、「あてはまらない」との割合は20代主婦は19.2%、30代主婦は27.5%、40代主婦は36.3%、50代主婦は32.8%となり、20代主婦、30代主婦では、楽しいと感じている割合のほうが高く、40代主婦、50代主婦では楽しいと感じていない割合のほうが高くなっている。
また「節約を今後も行っていきたい」では、「あてはまる」という人の割合は9割にのぼった。これを年代別にみると、20代主婦は94.6%、30代主婦は94.0%、40代主婦は86.9%、50代主婦は87.1%。20代主婦、30代主婦では、節約を今後も行っていきたいとする割合が9割を超えており、節約を楽しむことがモチベーション維持につながっている様子がうかがえると同社は分析している。
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