ロバート・ウォルターズ・ジャパンは6月14日、同社のグローバルWebサイトで実施したオンライン調査「求人におけるSNSの利用実態」の結果を発表した。同調査では、「採用企業がSNSサイトで詳細情報を調査する可能性を考えた際、自身の情報をSNSサイト上に掲載することを重視している」を聞いている。

結果、全回答者(世界19ヵ国)の約69%(2万4,480人)が、オンライン上で自身の情報を掲載し続けることを重要だと感じていることがわかった。日本に限定した場合、同比率は59%にとどまった。

「重要とは思わない」との回答は全体の20.4%(7,200人)、「どちらとも思わない」との回答は10.2%(3,600人)だった。

同社は、オンライン上の情報を求人活動に活用するポイントとして、「ビジネス用のEメールアドレスを使用する」「SNS上に掲載する写真や動画そしてメッセージの内容には注意を払う」「投稿する時間、頻度には注意する」「Googleニュースアラートを使用して、自身の名前を検索する」「記載内容に一貫性を持たせる」を挙げている。

「投稿する時間・頻度」だが、一般に業務時間内と考えられている時間帯にサイトの内容が定期的に更新されていると、労働意識について誤った印象を与えることになりかねないという。