アシストは6月12日、同社が提供する「OpenOffice.org各種支援サービス」が、全庁標準オフィスソフトとして、オープンソースソフトのOpenOffice.orgを利用する龍ケ崎市に採用されたと発表した。

同市は2010年10月、全庁標準のオフィス・ソフトとしてOpenOffice.orgを採用することを決定し、2011年3月より本格運用を開始した。導入したPCは約420台で、移行によるライセンス・コストの抑制効果は約2,000万円を見込んでいる。

同市は、情報システムのオープン化と経費削減を図るため、利用している有償オフィス・ソフトの見直しを行っており、高機能でMicrosoft Officeと高い互換性があり、業務利用が十分可能であること、自治体や企業事例が数多くあることから、OpenOffice.orgの全庁導入を決定した。

本格運用後、2011年5月よりアシストが提供するOpenOffice.orgに関する操作やトラブルに対応するための「ヘルプデスク・サービス」およびOpenOffice.orgの操作研修「入門コース(eラーニング版)」を利用して職員からの質問への対応を行っている。

「OpenOffice.org/LibreOffice/Apach OpenOffice支援サービス」概要