NTTドコモは、2012年7月1日から海外パケット定額サービス「海外パケ・ホーダイ」の適用について、対象エリアの全通信事業者に拡大すると発表した。これにより、ユーザーは渡航先での通信事業者設定が不要になる。

これまで「海外パケ・ホーダイ」の定額対象となるのは、対象エリアの一部の通信事業者のネットワークに設定した場合に限られていた。このため、渡航先にて、ユーザーが手動で通信事業者へのネットワーク設定を行う必要があったが、7月1日からは設定が不要になり(スマートフォンユーザーは、渡航後「データローミング」の設定を「ON」にする必要あり)、海外でより簡単にサービスが利用できるようになる。

なお、同社では、7月1日より「海外パケ・ホーダイ」のサービス対象国を21カ国追加し、85カ国に拡大することも発表した。