Net Applications - Usage Share Statistics for Internet Technologies.

Net Applicationsから2012年5月のデスクトップOSシェアが発表された。OSごとのシェアに関してはここ数ヵ月大きな変化が見られず、WindowsとLinuxが若干増加し、Macがシェアを少し落としている程度となっている。

2012年5月デスクトップOSシェア/円グラフ - Net Applications報告

2012年5月デスクトップOSシェア/棒グラフ - Net Applications報告

2012年5月デスクトップOSバージョン別シェア/円グラフ - Net Applications報告

2012年5月デスクトップOSバージョン別シェア/棒グラフ - Net Applications報告

順位 OS シェア 推移 備考
1 Windows 92.53% 微増
2 Mac 6.44% 微減
3 Linux 1.03% 微増
順位 バージョン別OS シェア 推移 備考
1 Windows XP 44.85% 減少傾向
2 Windows 7 40.51% 成長傾向
3 Windows Vista 6.88% 減少傾向
4 Mac OS X 10.7 2.82% 成長傾向
5 Mac OS X 10.6 2.59% 減少傾向
6 Linux 1.03% 微増
7 Mac OS X 10.5 0.79%
8 Mac OS X 10.4 0.19%

Windows XPはこれまでひと月ごとに微増と下落を交互に繰り返しながらシェアを落としていた。それが今月に関しては、下落した4月よりもさらにシェアを落としている。全く逆の傾向を示していたWindows 7においても同じ現象が見られ、ひと月ごとにシェアの成長と微減となっていたが、今月は先月と同様にシェアを拡大させている。

Windows XPからWindows 7への移行が加速しているものと見られ、Windows XPとWindows 7のシェア動向については今後の注目点ともいえる。Windows Vistaについては引き続き、減少傾向となっている。

Macについては4月にSnow LeopardとLionのシェアが同じとなっていたが、5月でついにLion (10.7)のシェアがSnow Leopard (10.6)のシェアを上回った。Lionが昨年7月20日に販売が開始されたことから、約10ヵ月で前バージョンを越えたことになる。