シスコシステムズとネットアップは5月29日、テスト済みのデータセンター・ソリューション「FlexPodシリーズ」に価格やサイズを比較的低負荷な環境に適応させた事前検証済みデザインアーキテクチャを新たに追加していくことを発表した。これにより、企業の規模を問わず、より多くの企業がクラウド環境へ移行しやすくなる。

新FlexPodシリーズは、両社のコンピューティング、ネットワーキング、ストレージの各ソリューションを融合し柔軟性と拡張性に優れた共有インフラストラクチャ上に構築される。また、クラウド自動化機能の導入を簡略化し促進するため、主要ソフトウェア管理ベンダーから提供されている新しい管理ソリューションについて、すべてのFlexPodデザインアーキテクチャ上での検証を終えたことも合わせて発表した。

両社が、2010年11月に発表して以来、500社を超えるFlexPodパートナーを通じて世界中で提供されており、850を超えるデータセンタインフラストラクチャとして利用されている。

FlexPodは、テスト済みのデータセンタ・ソリューションで、その基盤となっている柔軟性と拡張性に優れた共有インフラをCisco Unified Computing SystemサーバとCisco Nexusスイッチ、Data ONTAPを実行するNetAppユニファイド・ストレージ・システムで構成される。

新たに追加されたエントリレベルのFlexPodソリューションは、500~1000ユーザー向けのビジネスアプリケーションの負荷に最適な価格とサイズとなっており、当初は必要なインフラストラクチャに対してのみを投資し、アプリケーション負荷の増大に応じて段階的に処理能力を追加することにより、大規模エンタープライズクラスに拡張できる。そのため企業の投資を保護する。

エントリレベルのFlexPodでは、ネットアップのエントリレベルFAS 2240とCisco UCS Cシリーズとの組み合わせを初めて実現し、本ソリューションにはCisco Nexus 5000スイッチ、Cisco Nexus 2232 Fabric Extender、Cisco UCS 6200 Series Fabric Interconnectが含まれている。