キヤノンマーケティングジャパン(以下、キヤノンMJ)は5月28日、キヤノン電子製の業務用モバイル端末の新製品として、ハンディターミナル「PRea(プレア)DX-360」を7月2日に発売すると発表した。本製品は、片手で持てる軽量ボディに、5.6インチ大画面(1,024×600/800×480ドット、ノングレア)タッチパネルを搭載した製品となっており、価格はオープンプライス。

(左)「PRea DX-360 白」(右)「PRea DX-360 黒」

同製品は、現場での使用を考慮し、見やすく使いやすい画面サイズと片手で持ちやすいホールド感を両立させ、作業着のポケットにも入る小型軽量ボディに、直射日光下でも見やすい半透過型大型ディスプレイ、手袋を付けたままでも操作できる感圧式タッチパネルを搭載した。また、防塵・防水性能はIP57規格をクリアするなど高い堅牢性を備え、屋内・屋外を問わず現場のタフな業務を強力にサポートする。

「感圧式ノングレアタッチパネル」

また、端末の標準機能として、無線LAN、Bluetooth、赤外線通信に対応していることに加え、NTTドコモのFOMA、KDDIのau、ソフトバンクモバイルのSoftBank 3Gの国内通信キャリア大手3社に対応した。契約中の通信キャリアを変えることなくスムーズに導入することが可能で、屋内での利用から屋外の広域ネットワークでの利用まで、幅広い業務で活用することが可能となる。

さらに、「Windows Embedded Compact 7」と「Windows Embedded Handheld 6.5」の2種類の最新のWindows OSに対応しているため、現在利用中のソフトウェア資産をそのまま活用できる。

外形寸法は、W104×L175×H21.5(23.5)mm、質量は360g。主電池は、2,920mAhリチウムイオン、大容量バッテリーパック(1個付属)。副電池は、1,460mAhリチウムイオンで、運用時間は8時間。