Twitterは5月10日、同社の運営するサービス「Twitter」のユーザーパスワードが流出し、約5万5000件のアカウント情報が外部サイトに掲載されたという問題について、検証結果を公表した。発表によると、「社内でさまざまな検証を行なった結果、Twitterからはどなたの情報も出ていないことが確認された」という。

この問題は、Twitterのアカウントが、テキスト共有サイト「pastebin.com」で公開されていたもの。投稿者やその目的は不明だが、公開された内容は誰でも閲覧可能な状態となっていた。

Twitterでは、社内で検証を進めるとともに、公開されたアカウントについては重複しているアカウントが多数存在することや停止されたスパムアカウントが含まれていることを明らかにし、また一部のユーザーにパスワードリセットなどの措置を行っていた。

今回Twitterからの流出がなかったことが発表されたが、公開されたデータの出所は不明のままとなっている。リストの多くが、スパムアカウントだったことなどから、外部サイトからの流出した可能性もある。