米俳優のウィル・スミス、トミー・リー・ジョーンズらが8日、東京・六本木ヒルズアリーナで行われた映画『MIB(メン・イン・ブラック)3』のジャパン・プレミアに出席した。
映画『MIB(メン・イン・ブラック)3』のジャパン・プレミアに出席したウィル・スミスとトミー・リー・ジョーンズ 拡大画像を見る |
映画『MIB3』は、1997年から続くシリーズ第3弾で、地球に生息するエイリアンの行動を監視する政府の極秘機関MIBに所属するエージェント"J"(ウィル)と"K"(トミー)のコンビの活躍を描くSFアクションコメディー。2作目から10年ぶりとなる同作は、突然"K"が居なくなり「40年前に"K"は亡くなっている」と聞かされた"J"が、真相を探るために過去にタイムスリップする――というストーリーで、25日から3D・2Dともに日米同時公開。
会場のレッドカーペットにウィルが登場すると、観客は「ウィル! ウィル!」と大熱狂。サインや握手に笑顔で応じ、「トーキョー、サイコー!」と日本語であいさつ。「見たら大興奮する映画。今日もお客さんの中にエイリアンが5、6体いるようだね」とジョークを飛ばして笑わせた。また、8カ国を回るキャンペーンで参加は日本だけのトミーは、「ファンがいようといなかろうと、日本が大好き。美しい国だし、私の第2の故郷」とあいさつし、無愛想な"K"の役柄について「特にコツはない。まだ勉強中で頑張って演じてる」とそっけなく話すと、ウィルが大爆笑する場面も。また、40年前の"K"を演じたジョシュ・ブローリンも出席し「素晴らしい役者たちと素晴らしい映画に参加できて光栄。15年も一緒にやってるファミリーの一員になれてうれしい」と感慨深げに語った。
バリー・ソネンフェルド監督は「本当に興奮してる。『MIB』シリーズの中で最高の出来。最後は感動が待ってる」と自信を持ってPR。同作のカメオ出演者について「レディ・ガガやジャスティン・ビーバー、ティム・バートン監督とか数人いるので、目を凝らしてよく見て」と明かした。また、「昨日のソウルでのイベント後、ウィルが『第4弾のアイデアが浮かんだ!』って言ったんだ。まだ続きもあるかも」と続編を示唆。ウィルは「楽しんでれば、自然に演技が生まれる。楽しいし旅もできるから、僕は役者が好き。映画を観ると楽しいでしょ? 僕はお客さんに楽しいものをプレゼントするつもりでやってるよ」とファンにメッセージを送った。
同イベントには、タイトルの"ブラック"にちなんだゲストの女優・黒谷友香、くまもん、黒まめしば、モデルの道端アンジェリカ&浦浜アリサが率いる総勢26名のモデル集団"Women IN BLACK"や、ウィルの妻であるジェイダ・ピンケット=スミスもレッドカーペットに登場し、会場に集まった観客たちを魅了した。