電通 関西支社は4月26日、独自に開発した評価基準を用いて、BtoBビジネス(企業間取引)企業が運営するWebサイトの営業支援効果を改善するための診断プログラム「電通 BtoB-Web Auditor」を開発したと発表した。

本サービスの特徴は、実際の購買層の評価や重視するポイントを踏まえた診断プログラムとなっている点にあり、その評価基準は、現代マーケティングの研究を行う京都大学経営管理大学院経済学研究科/経済学部の若林靖永教授の協力を得て開発した。

具体的には、製品ページ・検索ページ・サイト全体についてのあるべき姿を設定し、56項目にわたるチェックとその分析を行うことで、より効果的なWebサイトに改訂するための課題を抽出していく。また、その課題に基づいたWebサイトの改訂サービスも提供する。

同社はさらに、BtoBビジネス企業のマーケティングやブランディングのためのコミュニケーション活動におけるソリューションやノウハウを、「情報」「企業資産」「人材」「製品・サービス」という4つの領域に体系化し、「INNOLUTION」と銘打ったソリューション・メニューとして整備していく。

今回は日本語でのサービス提供となるが、同社では今後、中国語版や英語版によるグローバル展開も検討している。