チームラボは4月23日、才能発掘やユーザーによるコンテンツ生成を目的とした講談社のWebサイト「プロジェクト・アマテラス」を制作したことを発表した。

プロジェクト・アマテラスは、ネットを通じた才能発掘や、ネットの集合知をコンテンツに反映させることを目的としたユーザー参加型のWebサイト。同サイトには小説や漫画、キャラクターイラストの募集など、さまざまな「プロジェクト」が集まり、各プロジェクトに興味を持ったユーザーは、作品投稿や掲示板への書き込みなどによってコンテンツを生成できる仕組みになっている。

プロジェクト・アマテラスのWebサイトイメージ

なお、ユーザーがプロジェクトに投稿したコンテンツは、講談社がブラッシュアップし、ビジネス化をサポートするという。また、その過程はすべて公開されるとのこと。

現在、同サイトでは、4月26日発売の西尾維新さんの新刊「悲鳴伝」のキャラクターイメージをユーザーから募集するプロジェクトや、京極夏彦さんがユーザーとともに「百鬼夜行(京極堂)シリーズ」の現代版を作り上げていくプロジェクト、SFミステリー漫画「MMR」のメンバーが、ユーザーから募集した謎にチャレンジするプロジェクトなどが進行中となっている。