5月12日公開の映画『貞子3D』の特別試写会が23日、東京・お台場シネマメディアージュで行われ、主演の石原さとみはじめ、瀬戸康史、山本裕典、田山涼成、英(はなぶさ)勉監督が出席した。

映画『貞子3D』の特別試写会に出席した石原さとみ 拡大画像を見る

一大ブームを巻き起こした1998年公開の映画『リング』。続編となる『リング2』や『リング0 バースデイ』のほか、2度にわたるハリウッドのリメイクなど、国内外で人気を呼んだ。シリーズ最新作となる本作では、再び"貞子"が復活。女子高で教鞭をとる鮎川茜(石原さとみ)の周辺で、不思議な出来事が巻き起こる。

この日は最後の12分をカットした特別本編の試写会に、石原さとみらが舞台あいさつ。本作で初めてホラー作品に挑んだ石原は「すっごい叫びました。もうビックリするぐらいに(笑)。物凄い量で叫びましたから喉のケアが大変でしたね」と苦労話を披露。「ホラーはジメっとしたイメージがありましたけど、こんなに爽快な映画だとは思いませんでしたよ」と作品には自信を見せた。

石原らキャスト陣や英監督に加え、舞台あいさつの途中から顔を隠した貞子が登場して会場は大盛り上がり。貞子にキャスト陣からの質問コーナーが行われ、「幾つですか?」(石原)、「呪いのビデオから動画になったことでどう思っている?」(瀬戸)、「住んでいる井戸の居心地は?」(山本)と矢継ぎ早に質問すると、英監督を通じて貞子が「享年17歳。ざっくり高2。ビデオテープは今売ってない! IT革命! 井戸は狭い!」と答えて会場を笑わせた。映画『貞子3D』は、5月12日より角川シネマ有楽町、角川シネマ新宿ほかで全国公開。