カリフォルニア・レーズン協会は6月23日、パン製造のプロを対象とした「第21回カリフォルニア・レーズンベーカリー新製品開発コンテスト」の最終実技審査を実施する。同協会は、この最終審査に消費者代表10名を審査員として募集すると発表した。

同協会は、毎年パン製造のプロを対象に「カリフォルニア・レーズンベーカリー新製品開発コンテスト」を開催している。毎回、全国の大手パンメーカーやリテールベーカリー、ホテルのベーカリーシェフなどから、200 以上もの作品が集まり、パン業界では恒例のイベントとして定着しているという。このほど同協会は、作品を買う立場から審査する消費者代表10名を審査員として募集する。

消費者の立場から出品作品を審査

最終審査では、一次審査を通過したファイナリスト21名が実際にパンを作って競い合い、大賞を含む11の入賞作品を決定する。今回募集する「消費者代表審査員」は、ファイナリスト21名の作品を試食し、味、見た目、価格などから、“買いたいレーズンパン”を選ぶ。実際の購買者である“消費者の目”が直接反映されるこの「消費者推薦賞」は、プロも高い関心を寄せているとのこと。

同コンテスト2011年の「消費者推薦賞」受賞作品である、敷島製パン株式会社の「かがやくレーズン」は、関東地区のスーパーマーケットなどで4月30日まで販売している。今回のコンテストの「消費者推薦賞」受賞作品も数カ月後に店頭に並ぶことになり、それも審査員ならではの楽しみであると同協会はコメントしている。

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