日本ベリサインは、昨年10月に発表した「ベリサインシール」から「ノートンセキュアドシール」に移行する作業を、4月17日より順次開始する。移行作業は全世界同時に実施され、5月1日にはすべての移行作業が終了する予定。同社は2010年8月に米国シマンテックの子会社となっている。
新しいノートンセキュアドシールは、「従来のベリサインシールが持っていた機能と実績に、シマンテックのノートンブランドの価値が新たに融合し、利用者にとって更に見やすく、より親しみやすいいものになる」という。
今回の移行作業はすべて自動で行われ、ベリサインSSLサーバ証明書やベリサイントラストシールのユーザーは従来通りのサービスを利用できる。同社は今後、ノートンセキュアドシールの認知度向上に取り組むとともに、引き続き、ユーザーがより安心して利用できるサービスの提供を目指すとしている。
なお、ノートンセキュアドシールは、インターネット利用者の安全を保証する仕組みとして、高校の「政治・経済」科目の副読本である「最新図説 政経」(浜島書店)にも掲載されている。