4月16日、企業における*BSDの利用促進をはかる非営利団体「BSD Business Association」(以下BSD-BA)の創立総会が開かれた。BSD-BAはライセンスの緩やかなオープンソース基本ソフトウェア(OS)である、"BSD"の企業での使用を推進すべく設立された任意団体。BSDユーザ企業と、BSDサポート企業、BSDに関する識者によって構成される。

Promoto BSD Adoptions in Business Field

設立総会ではBSD-BAの設立主旨やBSD採用のための環境づくり、BSDプロモーション、当面の具体的な活動、組織構成、団体の会費や入会金などの説明があり、理事会及び会員メンバーの承認などが行われた。初代会長には、BSD-BAの発起人である村井純氏(慶応大学)が選ばれた。また、創立メンバーにはヤマハやパナソニックなど大手企業を含む十数社が会員となった。

BSD-BAについて説明する 株式会社アックスの竹岡 尚三氏

BSD-BAの初代会長となった村井 純氏

BSD-BAはまだ発足されたばかりだが今後、BSDの啓蒙や無償/有償教育、有償試験、国際連携や国際交流を積極的に行なっていく予定。今のところ会費や入会金は無料となっており、プロダクトレベルで*BSDを使用している企業は一度コンタクトをとってみてはいかがだろうか。