Wayland、GTK+アプリケーションをトライアウト

後藤大地  [2012/04/12]

Wayland is a protocol for a compositor to talk to its clients as well as a C library implementation of that protocol.

Waylandの開発メーリングリストにおいて、Ubuntu環境下のWayland上でGTK+アプリケーションの動作テストを行った結果が報告されている。GTK+では3.2よりWaylandのサポートが始まっており、Ubuntuでも将来ウィンドウシステムのベースをWaylandに移行することを発表している。

動作検証として4月26日に公開予定のUbuntu 12.04 LTS上でWayland 0.85を使用している。また、検証に使用したGTK+アプリケーションは"--enable-wayland-backend"をつけて再構築したものだとしている。

動作したアプリケーションはvte、gnome-calculator、file-roller、charmap、gnome-sudoku、gwibber、transmission-gtk、brasero、gnome-sound-recorder、baob。逆に動作しなかったアプリケーションはchromium、nautilus、palimpsest disk utility、gedit、sol、mahjongg、gnomine、evince、shotwell、empathy、totem、rhythmbox、gnome-system-monitor。

今回の報告によってまだ数多くのGTK+アプリケーションが動作しないことがわかった。特にGNOMEの主要アプリケーションの多くが動作しない状況となっている。報告を行なっているdarxus氏はいくつかのアプリケーションのメンテナーと連絡を取り合い、Waylandサポートに向けて作業を始めているとしている。また、同氏は実際に動作したアプリケーションを動画で紹介している。

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