デジタルアーツは4月10日、同社のWebフィルタリングソフトについて、企業向けの「i-FILTER」と家庭向けの「i-フィルター」が、ベリサーブによる3月のWebフィルタリング精度調査で1位になったことを発表した。

ベリサーブはシステム検証を専門に扱う企業で、Webフィルタリング調査は今回で4回目となる。今回の調査では、Webフィルタリング機能を有する市販10製品を対象に、アダルトサイトや出会い系サイトなど規制ニーズの高い9カテゴリについてのブロックテストを行った。その結果、i-FILTERとi-フィルターは、調査対象カテゴリ平均のブロック率が95.8%、誤ブロック率が2.7%で、対象製品の中で最も優秀な数値を記録したという。

対象製品の平均ブロック率 (発表資料より)

上位5製品のカテゴリ別ブロック率 (発表資料より)

また、近年問題になっている標的型サイバー攻撃への対策として有効とされる出口対策機能の精度比較も、i-FILTERと他2製品を対象にテストが実施された。その結果、i-FILTERのブロック率は100%で他2製品を大きく上回ったことから、同社は「標的型サイバー攻撃から情報漏洩を防ぐ最も有効なWebフィルタリングソフトであることが実証された」としている。

3製品の出口対策機能の比較(発表資料より)