Netcraft - Internet Research, Anti-Phishing and PCI Security Services

Netcraftは4月4日(米国時間)、4月のWebサーバシェアに関する調査結果を発表した。同調査では約6億7千万のサイトからレスポンスを得ている。前月の調査から5.1%(約3260万)増えており、ここ数ヵ月は毎月3000万以上の増加となっている。

3月も先月と同様、ApacheとNginxがシェアを伸ばしている。特にApacheは最大の成長を見せ、約2280万サイト増加し、65.5%のシェアを獲得している。Apacheの次に、Nginxもシェアを拡大させ約450万サイト増で、10.3%のシェアを獲得している。今月はMS IISも350万サイトの増加を見せてはいるが、それ以上にApacheとNginxが伸びているため、シェアを伸ばせていない状況となっている。

Microsoftは新しいサーバOS、Windows Server 8を開発しており、パブリックベータ版が公開されている。Netcraftでは、すでに278のサイトでMicrosoft-IIS/8.0の利用を確認しており、iis.netphponwindows.net、Microsoftのリモートアクセスサービスで使われているという。ただし、その他の多くのサイトはLinux上で実行されているプロキシサーバや偽造サーバヘッダであるとしている。

アクティブサイト別で見た場合は、逆にApacheとNginxがシェアを落とし、MS IISとGoogleがシェアを増やしている。全体のサイトでは成長していたApacheだが、アクティブサイトでは逆にサイト数を減らしている。その他のWebサーバはサイト数を伸ばしており、特にGoogleが成長するという結果となった。