ブラビオは、2010年10月末にリリースしたGoogle Apps Engine上で提供する、プロジェクト管理ツール「ブラビオ・プロジェクト」をバージョンアップし、「ブラビオ・プロジェクト2.0」として発表した。

ブラビオ・プロジェクト2.0

今回100カ所を超える改修と20を超える新機能を搭載しており、Google Apps Engineの改良により最大10倍の高速化を実現しているという。

「ブラビオ・プロジェクト」は、プロジェクト管理以外にも、Twitterのようにメンバーとの情報共有を実現する「つぶやき」機能も有する。すでに3万社以上の導入実績があるという。

新機能の目玉である「プロジェクト横断ビュー」は、複数のプロジェクトをクラウドサービス上で横断して確認することができ、「担当者別の負荷状況の確認」「社内のプロジェクトの稼働状況の一覧確認」をサポートする。

プロジェクト横断ビュー

また、「タスクリンク」機能では、ワークフローのように前工程のタスク終了時に自動的に次の工程のメンバーにメールが送信され、「達成率表示」はタスクグループごとの達成率を視覚化し、「マイルストーン」はプロジェクト別にタスクとは別の基準日等を設定しメンバー間での共通情報を共有する。

タスクリンク

そのほか、表計算アプリのツールバーのような設定専用のツールバーが用意されたほか、β機能として、「CSVファイルの入出力」「エクセルファイルへの出力」に対応した。また、エンタープライズ対応として、カスタマイズも同時に開始している。

CSVファイルの入出力

動作環境は、WindowsおよびMac OS XのInternet Explorer 7.0以上、Safari 4.0以上、Google Chrome 10.0以上、Firefox 3.6以上。また、iPad/iPhoneの標準ブラウザ(Safari)での動作も確認している。

価格は5ユーザーまでは無料で、それ以上のユーザーの場合は有料となり、10ユーザーまでの場合は3,150円/月。