2012年1月より放送開始となったTVアニメ『あの夏で待ってる』。最終回の放送を直前に控えた今回は、最終回アフレコ終了後にメインキャスト陣が語ったメッセージを紹介しよう。

まもなく最終回を迎えるTVアニメ『あの夏で待ってる』よりメインキャスト陣のメッセージを紹介

メインキャスト陣が語るTVアニメ『あの夏で待ってる』

最終回のアフレコ終了後にメッセージを寄せてくれたのは、貴月イチカ役の戸松遥、霧島海人役の島﨑信長、谷川柑菜役の石原夏織、石垣哲朗役の荻原秀樹、北原美桜役の阿澄佳奈、山乃檸檬役の田村ゆかり、りのん役の日高里菜といったメインキャスト陣7名。作品を振り返っての感想などを述べてくれている。

――アフレコがすべて終わり『あの夏で待ってる』を振り返った感想をお願いします

戸松遥「本当にあっという間でした! 毎回丁寧に作品作りに取り組ませていただいて充実した時間でした! 自分自身作品の展開を毎回楽しみに待っていたので最終回どうなるのか最初からずっと気になっていたのが分かってスッキリしました! 振り返ってみると一話と最終話ではビックリするぐらい登場人物たちがこの数カ月で大きく成長し、変わっていて毎話本当にたくさんの出来事があったなぁと改めて感じます」

島﨑信長「まず何より、本当に楽しかったです。あっという間すぎて、まだ本編の収録が終わったという実感が沸かないのですが、これからだんだんと実感していき、寂しく感じていくのでしょうか。でも本当に気持ちよく最終回を迎えることができました。こんなに素晴らしいスタッフ・キャストの皆様と一緒に、この素敵な作品を作ることに参加できたこと、そして霧島海人を演じさせて頂いたことをすごくすごく嬉しく、幸せに思います。この作品に関わる全ての皆様へ、本当にありがとうございました。そして、本編の収録は終わりましたがこの後もまだ何かしらあるかと思いますので、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。最後まで全力を尽くします!!」

石原夏織「最初は、どう柑菜ちゃんと向き合っていったらいいか悩みましたが、回を重ねていく毎に自然とわかってきて演じる事がすごく楽しかったので、今は終わってしまってちょっぴりさみしいです」

荻原秀樹「怒濤の11・12話の展開。最後のエピローグ。あぁ、『こうなったんだなぁ』と納得の最終回。いつもつるんでた仲間、そこにイチカや檸檬先輩が加わって、この夏で多く事を経験し多くのものを学び、最後は一丸となって仲間のイチカの為に行動するお話に心打たれ、最後には2人に涙した、そんな最終回のアフレコでした。それにしても檸檬先輩格好良すぎる! そしてなにより、まだまだ『哲朗』を演じていたいです!」

阿澄佳奈「ステキなひと夏の思い出をいただきました……! 毎週ドキドキでワクワクでせつなくて、こんなに胸が苦しくなったのは久しぶりでした。でもめちゃくちゃ楽しかったです。超楽しかったです。とっても心を揺り動かされた作品でした♪」

田村ゆかり「揺れ動く微妙な関係に、毎週ドキドキしながらもアフレコを楽しみにしていました! 私も、こんな甘酸っぱい青春を過ごしてみたかったなぁ。個人的には、哲朗くんがどう動くのかが気になっていたので、11話は、ものすごくテンションが上がりました!」

日高里菜「とにかくあっという間でした。オリジナルストーリーということで、毎回台本を頂くのが楽しみで楽しみで……☆ 個人的に『りのん』のようなキャラクターを演じるのが初めてだったので、毎回勉強しつつの楽しい収録でした!」

――ご自身が演じられたキャラクターに一言お願いします

戸松「この夏の数カ月の間、地球の人達と出会って、恋をすること、仲間との絆、それ以外にも宇宙人のあなたにはちょっとした事でも全てが初めてで一生忘れられることのない経験だったと思います。楽しい経験だけでなくつらい経験もあったけれど、この経験はあなたを強くし、一回り大きく成長させてくれたはずです。自分の意志をしっかり貫いて頑張ってください!」

島﨑「海人はすごく自然体で、自分の気持ちに素直で正直で、行動力もあって、ブレなくて、演じていてすごく気持ちの良い男でした。真っ直ぐすぎるところもあったかもしれないけど、でもその真っ直ぐさが本当に大好きでした。僕自身もすごく自然体で演じられる役で、図々しいかもしれませんが、海人とは運命の出会いだったなんて勝手に思っています。彼の魅力を少しでも多く皆様に伝えられていたら何より嬉しいです。海人へ。12話の間、本当に本当にありがとう。そしてどうかこれからもよろしく!」

石原「柑菜ちゃんの怒ったり笑ったり泣いたりちょっと素直じゃないところが本当に可愛くて可愛くてしかたなかったよ! 柑菜ちゃんと出会えて幸せだった!! ありがとう柑菜ちゃん!」

荻原「哲朗! 何故!? でもまぁー、充実してる感じで良かったね。それにしても仲良いですよね、あの子たち♪」

阿澄「あなたにはいろいろな面で驚かされました! どんどんいい女になっていく美桜のことが、なんだか誇らしくもあり、カッコ良くも見えました。見習いたい! 同じ女子として! きっとこれからはちょーモテると思うけど、自分の思いを大切に、これからもあなたらしくいてください。応援してる!!」

田村「どこまでも不思議な檸檬先輩に、毎週翻弄されっぱなしでした。謎めいた女の子って、しゅてき☆ ですよね。これからも、面白いことをたくさんみつけて、私たちを翻弄し続けて下さい!」

日高「『な♪』としか喋らないけど、感情&表情豊かなりのんに何度も癒されました! りのん! だいすきっ!」

――このお話に続きがあるとしたらどんなお話を希望しますか?

戸松「最終話直後の話や、卒業後のみんながどうなったか見てみたいです!」

島﨑「またみんなで何かするのかなぁとか、考えると妄想は無限に広がってしまいます。でも、幸せなお話だったらいいなぁとそう思います」

石原「私はあの7人(?)がわいわいやっている雰囲気が大好きなので、最終話以降のお話しがみたいです!」

荻原「『数年後、大人になったみんなのお話』とか『人類と連盟に加入している異星人たちとの交流エピソード』とかですかね。ホントに見たいのは続きではないのですが、最後の場面からエピローグまでの『語られていない部分』を是非映像化してほしいですね!!」

阿澄「高校卒業後に彼らがどうなっていくのかはやっぱり興味があります……! あとはイチカ先輩の星にみんなで遊びにいくお話とか……? なんにせよ、また会えたらどんなお話でも嬉しいです! 期待していますっ!」

田村「沖縄編があったので、今度は北海道編! と、いいたい所ですが、私の地元、福岡にも遊びに来て欲しいです。個人的な意見ですみません! でも、なつまちチームが描く、生まれ育った風景がみてみたいなーと思ったので!」

日高「んー。想像できないので何とも言えないのですが……。個人的に哲朗と美桜が良い感じになればいいな♪ なんて思ってます! あとはやっぱり! いろんなりのん(表情や動き)を見たいです(笑)」

――『あの夏で待ってる』を観ているファンの方へのメッセージをお願いします

戸松「まずは最後まで観てくださったみなさま本当にありがとうございました! この作品では一話から色々なところに伏線が張ってあったり、ちょっとした表情変化があったり細かいところまで見逃せないポイントがたくさんあります! 視点を置く人を変えるだけても感じ方が大きくちがうと思いますので、是非また一話から観てみてください! これからもなつまちを宜しくお願いします! ありがとうございました!」

島﨑「『あの夏で待ってる』ご視聴頂き誠にありがとうございます。楽しんで頂けておりましたら、何より嬉しく光栄に思います。伝えたいこと、言いたいことがありすぎてまとまらないので、最後にこれだけ…皆様、本当に本当にありがとうございました!!! そして今後ともなつまちをどうかよろしくお願い致しまます!!!」


まもなく放送終了となるTVアニメ『あの夏で待ってる』だが、そのBlu-ray&DVD第1巻が2012年3月23日にリリースされる。Blu-rayの初回限定版には、ドラマCD「あの夏でどうしようもないくらい待ってる」のほか、サウンドトラックや特製ブックレット、さらに「メインキャスト直筆コメント付き第1話複製台本」などが特典として用意されるので、しっかりチェックしておきたい。価格はBlu-ray初回限定版が7,350円で、Blu-ray通常版が6,300円、DVD通常版が5,250円となっている。

TVアニメ『あの夏で待ってる』のBlu-ray/DVD第1巻は3/23の発売予定

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