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Debianプロジェクトが、Debian 5系(コードネーム:Lenny)のファイナルバージョン「Debian 5.0.10」を公開した。このアップデートでは、クリティカルなセキュリティ問題の修正や、重要なバグフィックスのみが行われている。Debian 5は、もともと2009年の2月に公開が始まったバージョンで、公開からすでに3年以上が経過している。
Debianプロジェクトでは今年の2月6日(米国時間)に、Debian 5がEOL(End Of Life)となったことを発表しており、定期的なセキュリティアップデートプログラムの提供を停止している。また、Debian 5は3月24日にはディストリビューションアーカイブに移動させることも発表されている。
Debianプロジェクトでは、昨年の2月6日に最新バージョンのDebian 6系(コードネーム:Squeeze)をすでに公開しており、Debian 6.0.4を今年の1月28日にリリースしている。プロジェクトはDebian 5系を使用しているユーザに対して、できるだけ早くDebian 6系にアップグレードするよう勧告している。Debian 5からDebian 6へのアップグレードは、Debian 6.0のリリースノートで説明されている。