近畿日本鉄道は19日、名阪ノンストップ特急のラストランを記念し、最終運行列車(近鉄名古屋駅16時発、大阪難波駅18時発)にて記念特急券台紙「名阪ノンストップ特急ファイナル」を進呈する。

名阪ノンストップ特急に使用される「アーバンライナーnext」(写真左)と「アーバンライナーplus」(同右)

名阪ノンストップ特急は大阪難波~近鉄名古屋間で運転。大阪市内の大阪上本町駅と鶴橋駅のみ停車し、鶴橋~近鉄名古屋間は全駅通過だった。同社の「アーバンライナーnext」(21020系)と「アーバンライナーplus」(21000系)を使用し、これまで平日15本、土休日16本運転されていた。

今月20日のダイヤ変更で、三重県内の駅から大阪・名古屋方面への利便性向上を図るため、名阪特急はすべて津駅に停車することに。19日が名阪ノンストップ特急として最後の運転となる。

最終運行列車の車内で進呈される記念特急券台紙「名阪ノンストップ特急ファイナル」

これを記念し、最終運行列車の車内で利用者に進呈する記念特急券台紙では、「アーバンライナーnext」と「アーバンライナーplus」、近鉄の路線図をデザイン。「名阪ノンストップ特急の運行を、記念台紙とともに皆さまの思い出の1ページに残していただければ」と近鉄は発表している。