SpringSource

VMwareのSpringチームが、Springフレームワーク専用の統合開発環境「SpringSource Tool Suite 2.9」を公開した。Springフレームワークは、エンタープライズ向けに開発されているオープンソースのアプリケーション開発フレームワーク。Javaを活用してエンタープライズクラスのシステムを効率よく開発できる機能を提供している。

SpringSource Tool Suite(STS)は、Eclipseベースの統合開発環境で、Springフレームワークによるアプリケーション開発を支援することを目的としている。無償で公開されており、自由に利用することができる。

STS 2.9では次のような機能やサポートが行われている。

  • Eclipse Indigo SR2 (3.7.2)のサポート
  • vFabric tc Server 2.6.3、 Spring Roo 1.2.1、Grails 2.0.1のアップデート
  • AJDTプラグインベースのAspectJ 1.7.0を収録
  • Spring Integration 2.1及び Grails 2.0のサポート
  • Gradleの改善

上記のほか、バグフィックスや機能の修正が行われており、最新のSTS 2.9はこちらからダウンロードできる。対応プラットフォームはLinuxで32ビット版と64ビット版が用意されている。

対応プラットフォームについて64ビットと記載すべき箇所を間違えておりましたので、訂正致しました。読者の皆様には失礼致しました。