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Netcraftは2月7日(米国時間)、2月のWebサーバ調査結果を「February 2012 Web Server Survey」として発表した。発表によると、ホスト名ベースで先月の調査よりも約3,000万サイト、率にして約5.2%増加しており、インターネットは依然として成長傾向にあることが説明されている。
2月はNginxのみがシェアを増やし、ほかのWebサーバはほとんどシェアが変わらないか、またはシェアを減らしている。特にアクセスが多い大規模サイトを対象にみた場合、Apacheが大きくシェアを減らし、これに代わるようにNginxがシェアを増やしている。絶対数としてはApacheが圧倒的なシェアを誇っているが、Nginxの成長は力強く続いており、Webサーバとしてのポジションを確固たるものにしつつある。
Nginxは、もともとアクセスの多いWebサイトをターゲットに設計された軽量高速なWebサーバ。現在も開発が活発に進められており、多くのプラグインが提供されている。既存のWebサーバはそのまま使われる傾向にあるため、新しいWebサーバとしてNginxを採用する傾向が強まっているのではないかとみられる。