本田技研工業は2月6日、国内の四輪販売店において、2013年度末までに全国合計1メガワットのホンダソルテック製太陽光発電システムを設置するプロジェクトを計画していると発表した。最初の設置店として、「Honda Cars 東京中央 足立小台店」に9キロワットの太陽光発電システムが設置された。

ホンダソルテックのCIGS薄膜太陽電池は、製造過程における使用エネルギーが少なく、曇天時や朝や夕方の弱い太陽光でも結晶シリコン系太陽電池と比べて発電量が多いという特徴を持つ。全国の販売店へ設置を予定している合計1メガワットの太陽光発電システムによる年間CO2削減効果は約310トンと予測されている。

2013年稼働開始予定の寄居工場に、国内自動車工場として最大となる、2.6メガワットのホンダソルテック製太陽電池が設置される予定だ。

寄居新工場の完成予想図