NTTアイティは、デジタルサイネージソリューション「ひかりサイネージ」Proシリーズの新たなラインナップに、三菱電機製のPro Dシリーズを加えるとともに、「ひかりサイネージ」Liteシリーズにシャープ製タブレットを追加し、2月1日より提供を開始すると発表した。

「ひかりサイネージ」Proシリーズは、ユーザーの要望に応じて、個別にシステム設計・構築するSI型ソリューション。

「ひかりサイネージProDシリーズ」(三菱電機製)は、1,920×1,080のフルハイビジョン表示の23型ワイド液晶ディスプレイに、ネットワーク対応メディアプレーヤーを内蔵したオールインワンモデルで、サイネージ用STB(セットトップボックス)と、コンテンツの作成・管理・配信ソフト(コンテンツ管理アプリケーション「VISEO Signage Manager」) をワンパッケージにしているため、外部の運営業者に委託することなく、手軽にデジタルサイネージを始められる。これにより、これまで比較的大規模システムを対象としていた「ひかりサイネージ」Proシリーズを、小規模店舗等で導入・運用することが可能となっている。

ひかりサイネージProDシリーズ「Pro D-01」

また、複数のディスプレイを設置するときは、機器ごとにコンテンツの各種設定ができ、個々のディスプレイをPCで遠隔管理することができる。

参考価格は、アプリケーションソフトを含む一体型本体3台セットが50万円(税別)。

一方、ひかりサイネージ Liteシリーズは、初期/運用コストを抑えたいユーザー向けの、シンプル機能・低価格のSaaS型ソリューション。新たに追加されるシャープ製タブレットは、7インチサイズでNFC対応の Android 2.3 タブレットRW-T107。

Android 2.3 タブレットRW-T107

本端末は、アパレル関連の接客支援をはじめ、保守サービス業での業務マニュアルの電子化対応、教育現場への導入などの業務で活用できる。価格はオープン。