2月4日公開の劇場版アニメ『ベルセルク 黄金時代篇1 覇王の卵』に出演する声優の櫻井孝宏、行成とあ、小山力也、三宅健太が、1月29日、インターネットラジオ「ベルセルク・ラジオ"鷹の団勧誘部"」の公開録音を秋葉原にあるグッドスマイル&カラオケの鉄人カフェで行い、映画の裏話や様々な企画で会場に集まった約130人のファンを楽しませた。

『ベルセルク』は、「ヤングアニマル」(白泉社)で1989年より連載中の漫画作品。中世ヨーロッパ風の世界を舞台に巨大な剣を持った剣士ガッツの旅を描くダークファンタジーで、単行本の発行部数は3,000万部以上の大人気コミックである。今回公開となる「ベルセルク 黄金時代篇1 覇王の卵」は、そんなベルセルクのすべての物語を映像化することを目的とした「ベルセルク・サーガプロジェクト」の第一弾であり、ファンの間でも人気の高い「黄金時代編」を描いている。

ベルセルク・ラジオ"鷹の団勧誘部"は、そんな劇場版ベルセルクに合わせて配信されているインターネット動画ラジオ番組で、グリフィス役の櫻井孝宏とキャスカ役の行成とあがパーソナリティーを務めている。その第9回、第10回の公開録音となった今回のイベントでは、ユリウスとアドンを演じる小山力也とゾッドを演じる三宅健太がゲスト出演した。

左から行成とあ、櫻井孝宏

三宅健太、小山力也

約2時間に及んだ公開録音では、映画のアフレコに関する裏話やベルセルク・ラジオ恒例の企画、また今回からの新コーナーなどバラエティに富んだ内容で会場も大盛り上がりに。収録を終えた櫻井は「ゲストの方によって番組の色が変わるので、そのつど刺激になります。何よりとあには助けられました。こういうこと言うと好感度が上がるので(笑)」と会場を笑わせ、行成は「今まで大作に関わることがなかったので、この映画をきっかけに(行成とあって)こんな人だったんだって知ってくれる足がかりになったんじゃないかと思います」とコメント。さらに番組内で櫻井のことを「孝兄(にい)」と呼んでいることに触れ、「櫻井さんのことは裏でも孝兄(にい)と呼んでます」と話すと、これに櫻井は「いい仲になりました。誤解を生む表現ですね(笑)」と再び会場を笑わせていた。

また、今回の公開録音の感想を尋ねられた櫻井は、「キーワードは"かめ"と"にんじん"で、コウジさん大活躍! えっ、そんな人出てたの? ってなると思うんですが、それは聞いてのお楽しみで」と述べ、行成は「(会場の)皆さんを巻き込みつつ、参加型な感じが楽しかったです」と笑顔で語った。

最後に映画について、行成は「20年以上に渡り連載されている漫画で、私も昔から大好きでした。まさか関われるとは、光栄なことです。映画を観てぐしゃぐしゃになって、ハーってなって帰ってください」と呼びかけ、櫻井は「作品が持つパワーがすごい。大河のような連綿と続く作品に出させていただいて貴重な経験になりました。ベルセルクイヤーという名に恥じない作品になるので、劇場に足を運んでいただいて感動と興奮に包まれていただければ」とアピールした。

「ベルセルク 黄金時代篇1 覇王の卵」は2月4日よりロードショー。2月11日には池袋シネマサンシャイン、横浜ブルク13、川崎チネチッタにて追加舞台挨拶が予定されている。

(c)三浦建太郎(スタジオ我画)・白泉社/BERSERK FILM PARTNERS

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