東北6県のJR線と、東北地方の鉄道事業者10社の路線が乗り降り自由の特別企画乗車券「東北ローカル線パス」が、2月1日より販売開始となる。有効期間は金~日曜または土~月曜の連続する3日間で、快速・普通列車の普通車自由席を利用できる。

会津鉄道の湯野上温泉駅(写真左)と山形鉄道の長井駅(同右)。「東北ローカル線パス」で訪問できる

同乗車券は2009年秋以来、6回にわたり発売され、好評を博している。今春発売される「東北ローカル線パス」のフリーエリアは、東北6県のJR東日本の路線(新幹線は除く)のほか、IGRいわて銀河鉄道、青い森鉄道、弘南鉄道、秋田内陸縦貫鉄道、由利高原鉄道、三陸鉄道、山形鉄道、阿武隈急行、福島交通、会津鉄道の各路線。これまで利用可能だった十和田観光電鉄については、4月1日より路線バスへ転換されるため、今回のフリーエリアには含まれていない。

また、フリーエリア内には東日本大震災の影響などで運転を見合わせている区間もあるが、代行バスを運転している区間については「東北ローカル線パス」を利用できる。フリーエリア内の駅レンタカーを特別料金で利用できる「駅レンタカー割引キャンペーン」も実施するとのこと。「東北ローカル線パス」の発売期間は2月1日~4月14日(利用期間は4月16日まで)。フリーエリア内のJR東日本のみどりの窓口や指定席券売機などで発売され、価格は大人6,000円、小児3,000円。