アド・プロモートは1月19日、同社で運営する「アンケート調査BOX」の会員を対象に実施した「スマートフォン」に関するアンケート調査の結果を発表した。同調査は、2011年10月14日から12月31日まで、無作為に抽出したアンケート調査BOX会員に対し、Web上でアンケート調査を行ったもの。
回答人数は295人で、世代別構成比は、20から29歳が3.4%、30から39歳が27.1%、40から49歳が23.7%、50から59歳が27.1%、60歳以上は18.6%。
スマートフォンの所有について聞いたところ、持っていないという回答は全体の約8割となり、その理由としては、「インターネットを使用するのはPCのみだから」「電話とメール機能があれば充分」「使い方が難しそう」など、携帯電話で満足している回答が多く得られている。「持っていない」と回答した人は40~60歳以上が多く、高年齢層のスマートフォンの購入意識が低いことが明らかになった。
スマートフォンの所有状況 資料:アド・プロモート |
スマートフォンを持っている人に購入目的を聞いたところ、「機能が豊富」という回答が最も多く、これに「PCのサイトを閲覧できるから」「アプリが豊富だから」が続いた。
「スマートフォンを使用して良かった、便利になったと感じた時は?」という質問については、「外出先でPCメールの送受信が出来たとき」、「道に迷ったとき」、「時間つぶしができた」という回答が得られた。
現在持っているアプリの個数は「10個まで」という回答が24%と最も多く、次に20個以上が続く。有料でアプリの購入の有無に関する質問の回答の内訳は、「ある(今後も購入したい)」が63.5%、「ない(購入しても良い)」が25%、「ない(購入するつもりはない」が7.9%だった。
購入したアプリのジャンルは、上から「天気」「その他」「地図/ナビゲーション」「ニュース」となっている。アプリを購入する場合、支払ってもいい金額で最も多かったのは「100円まで」で、以降「400円から500円まで」「200円から300円」となっている。