千葉都市モノレールは17日、新型車両「URBAN FLYER(アーバンフライヤー) 0形」のテスト運転開始を発表した。3月いっぱいまでテスト運転が行われ、その間、シンボルマークと7月運行開始を告知するプロモーションラッピングが施される。
同車両は現在使用している1000形に代わる車両として導入される予定。「千葉モノレール新型車両デザイン検討委員会」から提案されたデザインを具現化し、先頭部を斜めにカットしたウェッジラインが外観上の特徴に。内装においては、既存車両よりもガラスエリアを拡大して明るく開放的な空間にしたほか、車椅子スペースを拡大するなどバリアフリー対策も施している。省エネルギー性能に優れたVVVFインバータ制御を採用し、スムーズな乗り心地が実現したという。
「アーバンフライヤー」は3月いっぱいまで車両性能の確認などを行うテスト運転を実施し、4~6月は運転士訓練期間にあてられ、7月からの営業運転開始を予定している。テスト運転期間中、同車両には「2012.07 Debut!!」と記され、月星紋をアレンジしたシンボルマークもラッピングされる。