奈良県は12日、マスコットキャラクター「せんとくん」の新コスチュームを発表した。2012年は、古事記編纂1,300年などを記念した「記紀・万葉プロジェクト」が始動することから、これにあわせて衣装をリニューアルしたという。
新コスチュームは、官服衣装1種類、春・秋の天平装束2種類の計3種類。官服衣装は、奈良時代の官人装束をモチーフにしたもので、公式行事などにはこの衣装で出席する。天平装束は、平城びとをイメージしており、春衣装は桜色の上着に桜の花冠、秋衣装は紅葉の色の上着にもみじの冠を着用する。
あわせて、新テーマソング「元気いっぱいせんとくん」もダンスと共に披露。作詞は、せんとくんをデザインした彫刻家の籔内佐斗司氏、作曲・編曲は、多彩な分野で活躍している作曲家の足本憲司氏が行った。演奏は、オリジナルの竹製楽器を使った音楽で知られる「東京楽竹団」、歌は、平城遷都1300年祭公式応援隊を務めたお笑いユニット「モエヤン」が担当している。