国公立や私立大学46校からなる大学ICT推進協議会、東北六県商工会議所連合会、日本商工会議所、および日本マイクロソフトは、東日本大震災で被災した岩手、宮城、福島各県で事業再開に取り組む商工会議所会員中小企業の支援を目的に、現在大学で保有しているPCを再生(ソフトウェアのクリーンインストール) した上で、無償で提供する「東日本大震災 被災中小企業復興支援 再生PC寄贈プロジェクト」を1月11日より共同で開始すると発表した。

今回寄贈されるPCは、現在大学で保有しているPCを大学と日本マイクロソフトのサポート部門が連携し、新たに利用出来るよう再生したもので、再生にあたっては、日本マイクロソフトよりWindows OSおよび Microsoft Office製品のライセンスが提供される。 

大学ICT推進協議会では、1月11日から九州大学が本取り組みを開始し、九州大学で得られたノウハウを大学ICT推進協議会の中で情報共有の上、順次参加大学を増やしていくという。

なお、本プログラムへの募集要項は2月10日を目途に決定の上、被災地の商工会議所経由で案内する予定。募集に関わる情報は、日本商工会議所の東日本大震災復旧・復興支援情報を参照のこと。

日本商工会議所の東日本大震災復旧・復興支援情報